ドクター

外来診察の時間は有効に

カウンセリング

前もって整理しておく

うつ病の治療を外来通院で行う場合には、診察時間が限られていることが多く、前回の診察からの様子を詳しく話すには時間が足りないのが現状です。それでも、医師はできるだけ詳しく、家での生活や仕事のことを聞きたいと考えているので、限られた時間を有効に使うための工夫が必要です。そこで、病院に行く前に、医師に話すべきことを前もって整理しておきます。医師が聞きたいと考えていることあるいは伝えるべき内容は、食事の量や睡眠、薬の副作用などがあります。加えて、服薬状況や生活の仕方、困ってしまったことはなかったかなどです。主に症状の変化に関して知りたがっていますので、毎日記録をつけておけばそれを見せるだけでも十分かもしれません。食事の量に関しては、食欲のある・なしが伝えるポイントです。そして、睡眠に関しては、よく眠れているか、それとも眠りが浅いのか、寝つきは悪くないかなど不眠や過眠などの症状がないかなどが伝えるポイントになります。加えて、途中で起きてしまったり、朝早く起きてしまうなどもあれば伝えることが大事です。薬の副作用や服薬状況に関しては、眠気やふらつき、便秘などの症状を感じたり、周囲に訴えるようなことはないかということがポイントです。また、薬をきちんと決められたとおりに飲んでいるか、忘れることはないかなども伝えるようにします。加えて、飲み忘れがある時間帯は朝・昼・晩のどのタイミングが多いかなども医師の参考になる内容です。より具体的な服薬状況の情報を医師は求めています。それにより、抗うつ剤の効果を確認したり、調整をおこなうからです。大事な情報になるので、毎日メモをとるようにするとよく、そのメモをすることによって飲み忘れを防ぐこともできます。さらに、生活状況や困ってしまったシーンなどに関しては、どのような生活ぶりあるいは仕事ぶりなのかや、対応に困ることはなかったかなどを具体的に話していきます。この内容も医師が症状を把握する上での重要な情報となるので、その都度書き留めておくようにします。毎回診察の時のために振り返るのは大変なので、一番いいのは、本人と家族がそれぞれうつ日記をつけることです。字にして残しておけば、症状がよくならないと考えすぎても、振り返って日記を読み返すことで、意外と少しずつ良くなっていることに気づけることもあります。自分自身にも役立ちますし、診察の際にも役立つのでなるべくうつ日記をつけるようにします。