ココロが痛いと叫んでいる

間違えやすい病気も

ナース

同時発症にも注意

うつ病以外にも気分が落ち込んだりふさぎ込んだりするいわゆる抑うつ症状といわれるものはあります。ほかの病気が原因の場合には、その病気に焦点をあてた治療を行う必要があります。しかし、原因が別でも、抑うつ状態が非常に強い場合には、うつ病と同様の治療を行うこともあるのも事実です。また、ほかの精神疾患と併存することも多く、その場合は経過や治療法に注意が必要です。そのため、識別しにくい病気や併存しやすい病気に関して知っておくことがとても重要になります。たとえば、親しい人の死や事業の失敗、失恋などを経験すると、気持ちが落ち込んだりふさぎ込んだりしますが、それは自然な反応です。大切なものを失った後の悲哀反応といえます。正常な悲哀反応でもうつ状態が強いために、眠れなくなったり、何もできない状態が続くこともあります。とくに死別や離別後の悲哀反応は数か月つづくこともあるほどです。しかし、それ以上継続する場合や、症状が強い場合にはうつ病を発症している可能性が高いため、うつ病としての治療をしなければならず、専門医の診察が必要です。さらに、症状が改善したり悪くなったりしながら2年以上続くことがあり、全体的に軽い症状が続く中で大きな波がみられることがあります。これをダブルデプレッションといい、この状態になるとうつ病よりも完全によくなることは少ないとされていますので注意が必要です。そして、併存するものの中に不安障害があります。不安障害には恐怖症、広場恐怖、社会恐怖などがあります。ほかにも、パニック障害や全般性不安障害などさまざまです。不安障害が併存する場合、うつ病の症状も非常に重くなっているうえ、慢性化しやすいので、十分に注意して、適切な薬による治療と精神療法を行う必要があります。加えて、人格障害が併存する場合には、薬による治療だけでなく、同時に精神療法を行うことを強くすすめられます。抗うつ剤だけでなく、気分を安定させる効果の高い薬を一緒に用いることもある病気です。主治医の指示に従いながら治療を進めていくことが重要です。

変だと感じたら受診

女性
今や多くの現代人が「うつ」を患っています。うつ病にも種類が幾つかあり、症状に合わせて治療法を選ばなくてはなりません。また、専門医のアドバイスにも耳を傾けましょう。

外来診察の時間は有効に

カウンセリング

うつ病の外来通院は予約制での診察が一般的です。診療時間が短いことも多いため、有効利用するためには、本人の状態や症状の変化をメモしてまとめておくなど情報を医師に伝えやすいようにしておくことが重要になります。

様々な種類を知ろう

医療

うつ病は進行状況によって症状に大きな差が出ます。そして、大うつ性障害と双極性うつ病という二つの種類が存在します。どちらも症状が少しずつ異なっており、治療方法も違うので、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

予防のための基礎知識

うつ

現代社会に蔓延するうつ病の症状は、こころと身体の両方に現れることを覚えておかなければなりません。こころに現れる症状には、気分が落ち込み意欲が低下する抑うつ状態などがあり、身体の症状には睡眠障害や継続的な疲労感などがあります。

本当に通いやすい病院とは

男性

うつ病は心の状態によって症状に変化が起こりやすい病気です。病院は通いやすく予約が取りやすいところを選ぶのも大切なこと。担当医師との信頼関係を築くことは重要ですが、人気の高い病院はなかなか予約が取りにくい場合もあります。